時代は進歩しない変化するだけ

今、IOTを無視しての生活は考えられない。典型的なアナログ人間である私でさえも無理である。ヤフー検索とWordしかできないパソコン。電話とラインとグーグルと、最近覚えたペイペイくらいしか使えないスマートフォン。でも無いとなると不便である。今世紀最大に拡充したのが、IOTの分野である。でも我々は豊かになったと言えばその実感はない。時々アフリカやアマゾン辺りの原住民の生活風景をテレビを通じて映像で見る機会がある。彼らはマネーには一切関わりのない生活をしており、自然界を崇める精神で何代も生き続けている。彼らは不幸せか?否。
世界で最も広く長く読まれている書物に《源氏物語》がある。この一大抒情詩は今我々が読んでも新鮮であり、飽きることはない。ミロのビーナス・モナリザの微笑み然り、これから先も何千年も人の心から消え去ることはないであろう。故堺屋太一氏が我々に残したメッセージをいま思い起こしてみた。我々がこれからの未来社会を生きていく知恵は《やさしい情痴》であると。人間の尊厳を敬い、優しさ、いたわり、キリストの教えなら隣人愛、仏教なら無。
プーチン・ゼレンスキー・バイデン・習近平。世界の指導者と称するのなら、命の尊さを強く認識し全く意味のない戦いを今すぐやめるべきである。
時代は進歩しない変化するだけである。

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