ようやく我がグループも還暦

ブログ

  
私の父親が60年前に、6人の仲間たちと八幡建設を起業した。その時の様子をまだ高校生だった私は鮮明に覚えている。自分の夢をあきらめて父の起こした会社を継ぐ決心をした瞬間である。その父親も今は亡くなって7年が経過した。晩年は事業面においても香山家においても決して良好な間柄ではなかったが(拙著或る二世経営者の挑戦にも書き記している)、10年前に執り行った50周年記念式典で私は父親に感謝状を贈った。口にこそ出さなかったがその感謝状が嬉しかったのか、ずっと仏壇の横に飾っている。黄綬褒章の賞状よりも大事に扱っていたようである。
式典は祝舞・ビデオメッセージ・勤続表彰・岩崎宏美の命の理由(CD)・私の話。休憩を挟んで、元阪神タイガース鳥谷敬氏のトークショー。
出席は社員281名・下職155名・OB様43名・会場は姫路のアクリエ。
祝舞は30年来のお付き合いで、舞踊家の坂東呂扇さんにお願いをした。私は呂扇さんの踊りが好きなのである。多くの人を魅了する優雅で力強い舞はいつ見ても感動を覚える。ビデオメッセージは6人の人にお願いをした。一人目は、父親と一緒に創業をし、唯一存命しておられる御年93歳の清水作二氏・二番目はパナソニックホームズの藤井社長・三番目はパナソニックハウジングソリュウジョンズ中村近畿支社長・四番目は八日会会長岩田元志氏・五番目はしらさぎ会会長光岡勝利氏・最後は西兵庫信用金庫理事長桑垣喜一氏。約3か月間を費やしてスケジュールを調整しながら、姫路ケーブルテレビのスタッフに収録していただいた。次に30年・35年・40年と順に、総勢57人の勤続表彰を執り行った。終わると場面は一転して、岩崎宏美の《命の理由》がスクリーンに映し出される。終わると私が挨拶を行った。内容は主に、人間のめぐり逢いについて25分ほどお話をした。
休憩を挟んで第二部は、野球解説者の鳥谷敬氏のトークショー。酒井蓮子女史との掛け合いは絶妙で聴衆を厭きらせず、最後質問も飛び交い楽しいトークショーに終始した。総合司会は姫路ケーブルテレビの「吉川佳代アナウンサー」。無事午後4時過ぎにすべての行事は終了した。
企業はいずれ消滅し永遠はないが、我々の仲間には100年以上しかも健康体で継続している企業が存在している。大阪の金剛組のような千年続いている企業もある。
私は現在グループ議長として高所から眺めているが、出来るだけ早い時期に消え去ろうと思っている。今はその時期を模索している・・・

         

タイトルとURLをコピーしました