西嶋氏三度目の講座

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彼とは高校時代の同期で、大学を卒業すると彼は地元の金融機関に就職し、定年まで勤めた。そののち宍粟市の要望で神戸の北野に在る郷土物産店の初代理事長として、郷土の発展のために尽力してきた。数年前に一時身を引いたのであるが、次の責任者が退職し、再び市に請われて現在は神戸市と宍粟市と二重の生活をしながら、生来の真面目さも手伝い、一切手を抜かず務めている。
彼が金融機関の本店営業部長時代に、彼自身が『管理職への要望』と題して10の項目に纏め上げた小雑誌に基づいて我々に分かり易く語ってくれた。前回は1~5訓までについての講義であった。今回は後半6~10訓までについて、様々なエピソードも交えながらの講義だった。
印象に残っている個所をいくつか列挙してみると、《物事が順調に進んでいる時は部下にまかせておけばよいが、難しくなったときは管理職の出番である》《水は方円の器に従い、人は善悪の友による》《管理職とは部下を管理するのが仕事ではない。事前に適切に指導するのが管理職の仕事である》《風通しの良い職場を創らなければならない。大事なのは情報の共有化である。共有化とはどのように共有するかではなく、どの情報を共有するかである》《職場は人間を鍛えるための道場である。謙虚でしかも挑戦意欲に溢れる人間味豊かな人になって欲しい》
私は秘かに彼が地元の金融機関の理事長になって欲しいと願っていた一人である。それは叶わなかったが、今は良い人生を送っている、と嬉しく思っている。

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