どうなっている?日本の国技大相撲

かれこれ20年以上になると思うが、横綱だった佐田の山が引退し、出羽の海部屋を継承したころ、毎年のように春場所になると大阪体育館に出掛けたものである。
私の友人と出羽の海親方とが同郷(長崎県五島列島)だったため、升席も比較的手に入れ易く、時々は出羽の海部屋からもご招待を受け、ちゃんこ鍋をご馳走になったこともあった。力士が作るちゃんこ鍋は殊の外美味だった記憶がある。その友人の依頼で、当時前頭だった《吉の谷》の後援会に入ったが2年で脱退した。あまりに費用が掛かり過ぎたことが主な原因だった。男芸者とはよく言ったものである。
その頃の力士の体重は150キロを超すと巨漢と言われていたが、今は200キロを超す力士も数多くいて、平均が150キロくらいである。
私の相撲歴は古く栃若時代まで遡る。個性のある力士がたくさん存在していた。記憶を辿ってみると、《大内山》《朝潮》《鳴門海》《出羽錦》《成山》《出羽湊》《三根山》《安念山》《大達》等々。
高見山を始め、曙、小錦らのハワイ組までくらいは何とか観戦していたが、朝青龍が活躍しだすころになるとテレビのスイッチを入れることが少なくなった。
琴奨菊が日本人力士として10年ぶりに優勝をし、稀勢の里が横綱になったのを契機に私のテレビ観戦が再度始まった。しかしながら我々の期待を裏切り稀勢の里は、不用意な怪我を境に体たらくな戦績が続いている。
一年を締めくくるはずの九州場所はご存知の通りのありさまである。日馬富士と貴ノ岩の不祥事から始まり、それぞれの親方たちの怠慢な対応。うやむやにしたかった相撲協会。休場力士の続出。前代未聞の大横綱白鵬の『待った』。千秋楽の優勝インタビューのさなかの白鵬の発言及び異例とも云える《万歳三唱》。しかも取り組み内容も問題で、殆どの立ち合いが《張り手》か《かちあげという肘打ち》であり、品性の欠片もない。
本日『横綱審議委員会』が催されているはずである。横審は、日馬富士もそうだが、その前に白鵬にこそ引退勧告を行うべきである。あの数々の言動は、私だけでなく心ある根っからの相撲ファンは許しがたく思っているはずである。
どうなる大相撲?
どうする相撲協会?

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