正式には修二会という。
奈良東大寺の二月堂で、毎年3月1日から14日まで執り行われている。今年で1266回を数えるが、その間一度も途絶えたことがない。
ご本尊である『十一面観音』(秘仏であるため開帳はされることはない)が奉られた本堂の中、昨年選ばれた11名の練行衆が唱える五体投地という最も荘厳なお祈りの中、杉球にくるまれた赤々と燃え盛る大松明が、お堂の欄干を駆け抜けて行く。
その度ごとに訪れた観客たちは、ため息とも嬌声ともとれる歓声が沸き上がる。
降り注ぐ火の粉を浴びると、その一年間無病息災で過ごせると言われている。
お水取りは明日いよいよ最終日を迎える。今年は行く事は叶わなかったが、過去に3度程訪れている。
もともとは《五穀豊穣》を願う祭祀であったが、近年は《世界平和》を祈願している。
二月堂
夜空を焦がす 大松明
世界に届け 平和の祈り(拙作)
来年は久々に訪れたくなった・・・

