先月㈱パナホームの社長である藤井氏が波裡庵にお見えになった。
一ヶ月ほど前に私が秘書課を通じてお誘いをしたのであるが、藤井社長から直接私に連絡があり、このたび実現の運びとなった。
私はこの春新調した、単衣の着物を着てお迎えした。
今給黎女史の案内のもと、蹲で清められた後、躙り口から入室され、亭主である私はお出迎えをし、その日は《吉野棚》でお点前をし、一服差し上げた後、一緒に戴いた。(御自服という)
茶室で2時間ほど過ごしてから、近くのお店でランチを取った。
約3時間半、余人も交えずお互い忌憚のないお話をした。
私は経営の第一線から2年前に退いた。渦中にあるときは見えなかったものが現在はよく見える。と同時に藤井社長の内面も手に取るように理解できる。
帰り際の顔の表情は、心なしか和らいでいたように感じた。少しでもこれからの企業経営にお役にたてばと、今は祈っている。
藤井社長来庵
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