あずさアクリエに歌う

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四半世紀以上も前に単身ウィーンに渡り、何一つ成算などなく、ただ故西内先生のコネだけを頼りに、長女あずさは音楽の道を目指したのである。私には覚束ないことだと今も感心している。様々な障害や困難は、私には想像もつかないことがあったと思う。しかしながら持ち前の前向きさだけで今日までやってきた。音楽家としてはお世辞にも成功したとは言えないが、旅行社の仕事をメインにしながら、今も本格的な音楽活動を続けている。金銭的な応援は出来る限りしてきたつもりだが、それ以上のことは我々夫婦には全く無知でどうしてやることも出来なかった。そして今回初めてCDをリリースしたのを記念に、東京と姫路でコンサートを開催した。
東京でのコンサートは知り合いに声をかける程度だったが、姫路の場合我々夫婦は集客に奔走した。家内は知り合いを集めてマイクロバスをチャーターして地元から送迎した。私は思い当たる知り合いのところにポスターを張り巡らし、様々な会合の時にはチラシを配布した。そのお陰もあり会場は小ホール(165席)とはいえ席をすべて埋めることができた。
コンサートの内容は親バカもあるが、内容はまあまあの出来だったと思った。娘はボーカル(ソプラノ)で、ピアノ、フルート、コントラバス、ケーナの楽器演奏もなかなか聴きごたえがあった。特にフルート演奏の音色は心地よかった。
約2時間のコンサートが終わり、次男の妻の実家が和食の料理店を営んでいるので、そこに場所を移動して、打ち上げと兼ねて我々夫婦の喜寿のお祝いも同時に行った。ウィーンからの人々もいるのであまり食したことのない《鱧》のフルコースを用意した。私の思惑通り美味しいと、舌鼓を打ってくれた。途中あずさの旦那のギターとラテン音楽の余興も入り、和気あいあいのうちに時間は経過していった。

今は10月。街中を見回すと、赤や青や黄色のシデが立ち並んでいる。秋祭りの季節である。あと3か月で今年も終わりである。先日帰っていった娘からのラインによると、ウィーンは最高気温が15℃だそうだ。

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