選挙前の私の予想は、自民党が240~250議席、維新が30~35席、中道は100前後、国民民主が30前後だった。しかしながら蓋を開けてみると結果は周知のとおりである。その結果についてあれこれ評論する気は毛頭ない。高市選挙であり、高市自民党である。
私の愛読書であり、私の企業経営のバイブルでもある塩野七生女史が、15年の歳月を費やし書き上げた『ローマ人の物語』の中に「勝者の混迷」という項目がある。カルタゴの名称「ハンニバル」に攻め込まれ、ローマは壊滅状態だった。そこに現れたのが天才、若干24歳のスキピオである。ザマの会戦においてスキピオ率いるローマ軍は、ハンニバルのカルタゴ軍を全滅させるのである。その戦いを機にローマは地中海の覇者となり、巨大ローマを作り上げてゆくのである。
《いかなる強大国といえども、長期にわたって安泰であり続けることはできない。国外には敵をもたなくなっても、国内に敵を持つようになる。》~原文のまま~
誤解のないように言っておくが、ローマは今のイタリアではない。であるからローマと言う国は今現存しない。ローマはロムルスによって建国され、王政~共和制~帝政と国の形態こそ変遷していったが、1200年続いた。これは世界史上類を見ない。その根底には『同化』と『寛容』の哲学が脈々と流れている。世界の大国と称されているアメリカ、中国、ロシアの独裁者たち。見習ってほしい。
歴代の日本の総理のうち何人かは(中曽根さんを始め小泉さんも)塩野七生さんに教えを請うっている。高市さん!忙しいと思うけど、一度でいいから、塩野さんが元気なうちに会ってほしいと願っている。
衆議院選挙私見
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