野点の風景

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波裡庵のお茶会は1年に3回執り行う。1月が初釜・5月が野点・11月が炉開き。
初釜は新年をお祝いする華やかお茶席で、11月の炉開きは、お茶の世界では最も伝統的で由緒あるお茶席である。5月の野点は、取り立ててお茶の世界では決められた行事ではない。ただ私の好みで最も過ごしやすく初夏の時期に屋外でのお茶席が設けたくて執り行っている。  
例年のごとく菓子職人の方に来ていただき、目の前で職人さんの指導の下、めいめいでお菓子を作り、その自分自身で創ったお菓子を持って席入りをしてもらう。           形はともあれ、自分自身が作ったお菓子は、作り立てということもあるがことのほか美味しい。ワイワイとおしゃべりの中、お茶会は進んでゆく。予定していた7席が終わる。今年の主な招待客は、前NHK副会長・県会議員・舞踊家・イベント会社社長と義娘・画家・公認会計士・パナソニック幹部・元神戸新聞姫路支社長・グループ役員他40数名。

着物も袷から単衣に変わり、爽やかさを全身で感じる。私は野点が最も好きなのである。

 

 

   

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