貴殿に志澤塾で、現在と将来の姫路市政について講義をしていただいてから数か月が経過しました。九月の残暑厳しい時期でしたが、今は立冬も過ぎ朝夕がめっきり寒くなりました。お礼のお手紙が大変遅くなり恐縮いたしております。
日本だけでなく世界中至るところも異常気象の様で、我々も含めた先人たちが、利益と効率のみを追い求めすぎた結果、自然に対する配慮を怠った付けを今払わされています。ようやくそのことに気が付き始め《SDGs》を掲げ取り組もうとしています。
《ハチドリのひとしずく》という、南米地方に伝わる民話があります。まさしく環境問題を言い表した民話です。今我々ができることから始めなければなりません。それが小さなことでもいいのです。始めることが大切なのです。私も我がグループも始めます。そして姫路市もぜひ始めてください。そこから日本が変わり世界が変わり、美しい地球が戻ってくるのです。
貴殿は圧倒的な姫路市民の支持を得て、見事二期目の選挙に勝利されました。お話を伺うと、先見力を持って、数々の課題に取り組んでゆく情熱を感じました。大変頼もしく思いました。貴殿にだけ頼らず一緒に前進してゆきます。まずこの地から日本を変え世界を変えて行きたく思います。この命が果てるまで。
(深まりゆく秋を想いながら、地球上に争いごとがなくなることを祈りつつ・・・)