先週のコロナ騒動から解放されたとはいえ、多少不安を抱えながら、先日11日にABCゴルフ俱楽部でラウンドをした。私の所属する加古川ゴルフ倶楽部とABCゴルフ倶楽部は提携をしており、そういう関係から3か月以上も前に予約をしてもらっていた。
9月に女子の試合が行われるのであるが、その試合は《ステップアップツアー》とはいえ、かなり高額な賞金でもあり4日間トーナメントで開催される。ここ数年の間に何度かラウンドをしたことがある『植手桃子プロ』も出場するので、その下見と練習ラウンドを兼ねてのラウンドだった。
彼女との初ラウンドは加古川ゴルフ倶楽部だった。その時の印象があまりに鮮烈であり、例えばドライバーの飛距離は240ヤード・フェアウエイから放たれるウッドのボールの高さ・アイアンの正確性・パットの絶妙なタッチ等々私はその非凡さに今後の活躍を期待した。ところが最近彼女のゴルフは、一言で言うなら荒れている。数々のトーナメントでスコアだけを見る限り、私にとって信じられない光景である。
精神的なもの、と他人は片づけるかもしれないが、そんな簡単で生易しいものではない。本人が乗り越えなければならないことは、彼女自身が一番理解していると思う。
ここ1~2年の間に心から喜びあえる日が来ることを願っている。私はそれを待ち続けることしかできない。
病み上がりゴルフはスコア自体は大したことなかったが、35度を超す猛暑日の中無事ラウンドを終了することができ、《完全復活》を自覚できたいい日だった。