いつまで?

私は病院とコンサートのような千人以上人が集まる場所を除いて、マスクは外している。それは多分にまわりに気を使ってのことで、マスクが感染防止に100%効果があるとは思っていない部類の人間だから。数か月前のテレビのゲストで、感染症の専門で世界で活躍しておられる先生が、「皆さんが付けているマスクの効果はせいぜい10%くらいで、あまり効果はない」とおっしゃったのにも影響を受けている。
長女が住んでいるウィーンではマスクを着用している人は一人としていないそうである。人通りの少ない街角や田舎道でマスクを付け、誇り高く胸を張って歩いている人を見かけると滑稽になる。ましてや、自動車に運転手一人しか乗っていないのにもかかわらず、律儀にマスクを付けている人を見かけると、吹き出したくなる。
なるほど水面下ではコロナ感染は増加しており、第8波に匹敵する状況であるらしい。それは当たり前である。インフルエンザが品を変え形態を変えなくならないのと同じように、コロナも地球上で消滅することはない。ただコロナの厄介なのは、季節を問わず発症する感染症という部分が我々を悩ますのである。私のゴルフ仲間が8人ほどいるが、7人は感染している。感染していないのは私とあと一人である。私の家族は11人いるが、感染していないのは妻と私と長男の嫁くらいである。
たいして効き目のないマスクを外し、これから始まる夏本番を少しでも涼やかに乗り切りませんか!私からの提案です。

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