私の車遍歴

1か月くらい前に車が新しくなった。昨年6月に発注したのであるが、納車は今である。
最初に車を購入したのは深緑色のカローラだった。営業職にも拘らずマイカーだった。ローンを組んだ記憶がある。約50年以上も前の話である。山崎・福崎線は当時道が狭く対向車とすれ違う時は、待機所までどちらかの車両がバックしなければならない。私がバックをしたのであるが、そこで記憶が飛んでしまった。気が付けば道路わきの小川の中にいた。
それから2~3台は父親の乗っていた車のおさがりを使用した。経営者の端くれになってからはそこの所属していた会社で車を購入してもらいそれを使用した。ほとんどの社員はトヨタ系だったが私は友人(今もお付き合いは続いている)が日産に勤務していたので、妙な義理立てをして日産車を使用していた。彼が日産を退職したのを契機にクラウンに乗り換えた。何台かクラウンに乗ったが、ある幹部社員がセルシオに乗って下さい、というので乗り換えた。私はセルシオは品がないから嫌だと言ったが、是非にと勧められた。そのセルシオに乗ってみると意に反して全てにおいて乗り心地が快適だった。しかしながらセルシオが製造中止になり、その代わりに登場したのが「レクサス」だった。それ以来レクサスをしようしているが、《LS》を二代乗ったが大きな事故はしないものの、ちょこちょこ傷を付けるのと、立体駐車場に不都合が生じることがあったので、ワンランク落として《ES》にした。価格も400万円くらい安いし、燃料はハイオクではなくレギュラーなのもいい。今回もESである。
初代のESとの違いは、①カーナビの操作がタッチパネルである②電話もタッチ式である③時々最新ニュースが流れる④ボンネットのエンジン前がかっこよくなった⑤シートの色が渋くなった⑥センタートレース(LTA)がエンジンをかけるたびごとに作動する。前はその必要な時のみ自分の判断でできていた(LTAは慣れないので即作動中止にしている)等々。
私が現役のころは、月当たり4000キロくらいは走行していた。年間に換算すると4万キロは優に超えており、その距離はおおよそ地球一周に相当する。現在はせいぜい月当たり3000キロである。それでも一日中車の運転をしない日はない。宍粟市に住んでいると車は自分の分身みたいなものである。私自身、車の事は全く詳しくないし拘りもない。免許の返納迄、ありがたく乗らして頂く。くれぐれも事故と違反には細心の注意を払って…

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