120回目の講座

10年間続けた「志澤塾講座」を一応3月末で閉講し、3月14日に卒業式を執り行うことにしている。そしてその最後の講座を昨日2月28日に開き、私が拙著「或る二世経営者の挑戦」の終章についてお話をした。
ひと月に二回、第二火曜日と第四火曜日に講座は行っていた。第二火曜日は様々な講師にお願いをし、第四火曜日は私が担当だった。思えば私は120回講義をしたことになる。
当初の計画からすればあと5年、つまり15年続けるつもりであった。その間に後継者を探し、その人物に残りの5年を託そうと思っていたが、なかなか相応しい人と巡り合えず、途中この人物と考えたこともあったが、最終的に私の中で踏み切れず、10年で閉じることにした。
結論的に振り返れば、最初に意図した成果にまでたどり着けなかった、というのが私の印象である。これはひとえに私の能力不足、人間力の貧困さによるものである。限界を感じたというのが偽らざるところである。
4月以降については何も決まっていないが、誰かのために生きていこうと今は思っている。

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