親愛なる杉山へ

先日は会えて嬉しかった。
君の結婚式以来、40数年ぶりとはお互い不義理をしていたものだ。しかし僕は違和感はなかった。一分で中央大学時代に戻った。
狂ったように麻雀に明け暮れていた、あの頃。
僕はあの日にも言ったように、タイムマシンで過去に遡るときは、ノンストップで学生生活に着地する。僕の場合は、大学卒業してからは、一貫して仕事をし続けたから、ずっと延長戦みたいなものであった。
やはり一番の思い出は、なんといっても50キロナイトラリーだった。あの出来事は僕は一生忘れないだろう。50年以上経過した今も鮮明に覚えている。君と肩組み合ってゴールし、倒れてしまい少しの間動くことも出来なかった。やはり人間は苦しみが伴う達成感はいつまでも残り続けるものだ。
ただ一つ気になったことがある。下田から東京まで、200キロ近くある車での移動である。君は仕方がないと言うが本当に何とかならないのか。夜、雨の日もあるだろうし、時には雪も降るだろう。僕たちのためにも君の家族のためにも考慮してほしい。お願いだ。
帰り小池とも話したが、次は名古屋辺りでどうかと?
せめて一年に一度くらい会いたいものだ。
                                    香 山

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