阪神淡路大震災の前であったから、煙草を止めてもうかれこれ四半世紀になると思う。そもそものきっかけは胃潰瘍を患い吐血し、洗面所で気を失っているのを家内が見つけ、救急車で市内の病院に運ばれ緊急入院をした。そこで治療のために内視鏡で止血注射を打たれたのであるが、その痛さは今も記憶の中にある。その頃は多忙を極めており、ゆっくりしなさいとのお告げだと思い、少し長めに病院に留まった。
点滴を打ちながら、自然治癒力も考慮した断食療法を施した。その間空腹で、夜就寝中にカレーライスやおでんとかうどんが夢の中に登場してきた。
日本に煙草が伝来したのは多分にコロンブスの影響を受けた、16~17世紀だと記されている。歌舞伎や時代劇においてキセルで刻み煙草を吸うシーンをよく目にする。例えば成田屋の助六、吉右衛門の鬼平、どれもこれもその粋さに惚れ惚れする。
私が最初に喫煙したのは浪人生のころで、場所は祇園の八坂神社、吸った銘柄はショートホープだった。その後銘柄は様々な変遷の末、最後はラークマイルドだった。いま日本の煙草の平均価格は440円で、そのうち国税地方税合わせて277円が税金だそうだ。
日本人の成人喫煙率は男子が30.1%、女性が9.7%だそうで、男性はその%は減少しているが、女性は増加しているとのこと。
最近流行しているものに電子タバコなるものがある。詳しくは知らないが、喫煙者にも受動者にも及ぼす害が少なく、私の身の回りの喫煙者も半分近くが電子タバコを愛用している。とは言え喫煙は百害あって一利なし、は明白である。特に女性、肌は荒れるし、未婚者にとってやがて生まれてくる子供のためを思うなら、いますぐ禁煙すべきである。
うら若き女性が電子タバコを口にしている姿は、見るに堪えがたいものがある。
煙草雑感
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