最近テレビやラジオから流れてくるCMの中で、私だけかも知れないが、気になる内容がある。何かといえば、弁護士事務所や司法書士事務所のCMである。
《払い過ぎた利息が戻ってきます。昨年一年間で100万円以上返金があった人が○○人、50万円以上の方が○○人もいらっしゃいます。是非お電話だけでも下さい。年中無休、24時間対応、相談無料、成功報酬ですから一切の費用はかかりません。》
という類のコマーシャルである。酷いのになると交通費の実費まで負担してくれる。費やした広告宣伝費がペイ出来るのであるから、多くの需要があることが推測される。
一般の金融機関はそれには該当しないから、高利、すなわち町金融が対象である。裏を返せば利用者が相当数実在するということである。
世の中の社会現象の一つである、と言ってしまえばそれまでだが、そんな容易な一言で片づけていいものか?と私は思うのである。
どこかが狂っている。
何々クレジットを利用する人は、そんなに裕福な層ではないと思う。健康保険証か運転免許証あたりでたやすく借りられるのだと思うが、借りるとその利息に追われ、厳しい生活を余儀なくされると聞く。そこに現れるのが正義の味方○○事務所である。
何々クレジット会社の多くの場合、著名な銀行とつながっているのがほとんどで、一般の金融機関から見放された人たちが、やむなく利用しているのである。
貧富の格差は益々拡張するばかりで、このままでは社会は崩壊するであろう。それは『トマピケティ』の警告を待つまでも無いことである。
世界の良識のある、強いリーダーの出現を待つばかりである。
気になるCM
ブログ
