天皇家の謎

待ち合せの時間に少々早く着いたので、時間つぶしに雑誌でもと思い、近くのコンビニに立ち寄った。週末だったせいか目新しい雑誌が見当たらないので、書籍のコーナーに目をやると『天皇家99の謎』と云う本が目についた。手に取って目次をなぞって見ると読みやすそうだったので買い求めた。
随分前に『古事記』や『日本書紀』に挑戦したが、神様や天皇の名前がこんがらがって、相関関係が把握できず、結局読破に至らなかった経緯があった。
神武天皇から数えて現在の『今上天皇』で125代になるそうであるが、その間途絶えることなく脈々と続いているとされている。
私見であるが全くそのことは信用していない一人である。先ずその謎を解き明かしてくれるのかと期待しながら、一日で読み終わった。が、残念ながらモヤモヤしたままである。天皇家に代々伝わる《三種の神器》すなわち、草薙剣(くさなぎのつるぎ)・八咫鏡(やたのかがみ)・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)は壇ノ浦で二位尼が安徳天皇を抱きかかえ、入水した際に一緒に海の中に沈み、かろうじて勾玉だけは源氏の武将が見つけ出したとされている。三種の神器は天皇が即位する儀式には欠くことの出来ない宝物である。
明治の時代になって大日本帝国憲法が制定に伴って、その条文で天皇は神格化され、太平洋戦争が終わるまで天皇は神であった。終戦に基づいて天皇は日本国民の象徴として現在に至っている。
今上天皇は退位を望まれている。天皇に任期はなく終身なのである。
この本によると天皇の公務は大変多く、その心労は想像を超えるものである。退位の意志を示しておられるのだから、そのご意志に沿ったらと、私などは軽く考えるが、実際は様々な手続きをふまえなくてはならないそうである。皇室典範を変更し、国会の承認が必要らしい。早くて来年の12月に退位が決まるそうである。
ついでに言うと、女性の天皇制も正式に条文に加えてほしい。過去には8人の女性天皇が実在したのだから。
お咎め覚悟で記すが、今までもこれからもあり得ない事だが、天皇家の墓、すなわち《陵》を公開すれば、天皇家の謎は一気に解決すると思うのは私だけだろうか?

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