今回の講座は椿野浩二氏に特別講師としてお願いをした。
氏は土と廃材をモチーフに独特の世界を作り上げ、自然でほのぼのとした作品を通じて、但馬の地域から日本はおろか世界に向かってオリジナル性の高い遊び感覚あふれるアートを発信し続けている。
途中実演も交えて我々に芸術の楽しさを体感させていただいた。例えば、和紙に塾生にアトランダムに落書きをさせ、それを素早くデッサンも下絵もなしに見事に絵画作品に仕立ててゆく。
一枚は椿・もう一枚はアジサイ・今一枚は竹という風に。彼の頭と体にはあらゆる物体が凝縮されており、イメージするだけで作品化されていくのであろう。数十年の付き合いであるが、あらためて彼の真実に触れたような気がした。
彼はまた週二日、生野学園で講師を務めている。教鞭をとりだして二十数年になるそうである。生野学園は不登校の子供達のための学校である。(最近は障害者も受け入れているとのこと)その卒業生の中から芸術に芽生え、多くの作家を輩出している。
何年か前にその生野学園の生徒たちと一緒にギャラリー(ルネッサンススクエア)にお見えになったことがある。
すべての生徒たちに《こうちゃん先生!こうちゃん先生》と慕われていたのが、印象として今も残っている。《こうちゃん先生》その言葉が彼の作品に充満している。
心洗われるひと時であった。
こうちゃん先生登場
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