新社長来庵

この六月の株主総会で正式に就任された、パナホーム(株)の社長である《松下氏》が先週お見えになられた。時間が午後三時頃だったのですぐにお茶室にお通しし、和菓子を頂きながらお抹茶を差し上げ、約二時間近くお互いに余人を交えず本音で話し合った。
新社長は、以前資産活用事業部長をしておられたと言う経緯もあり、全くの初対面ではなくすぐ打ち解けることが出来た。
お話しを伺っていると、旧松下電工時代にエイジング事業を立ち上げ、その時代に『盛和塾』に入塾され稲盛氏の薫陶を受け、それが経営に取り組む考え方の原点になっているとのことである。出身も鹿児島県国分市だそうで、そこに京セラの本社工場があり、稲盛氏に対しての思いいれも強いものがある。
彼は経営とは人間学だと思っています、と言われた。今までパナホームの歴代社長六人と付き合ってきたが、誰からも人間学だと言う言葉は耳にしたことはない。52歳と言う若い社長である。長期政権になる筈である。私はかつて感じたことのない晴れやかな気分になった。
① 先ずパナホームの社員に真の思いやりで接して欲しい。
② 次にお客様の事を考えて下さい。
③ それからわれわれ販社のことを思って下さい。
時代は混迷が続く。
私は新社長にもう一度託す気になった真夏の午後である。

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