宝塚参り

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我々の高校時代の友人M君は、JR草津駅のプラットホームにおいて下りの特急電車に撥ねられ命を落とした。今から29年前の6月の出来事である。その後宝塚の墓地に墓石が建立された。それ以来我々仲間はただの一度も欠かすことなく墓参りを継続して行っている。多い時には8人くらいが墓参したが、最近では5人が常連になっていた。ところが今年は新型コロナの関係で3人でお参りをした。
《Mよ!今年は世情は大変騒がしい、コロナという訳のわからないウイルスが蔓延して全くどうなるか見当もつかない、そう言えばお前は阪神大震災も知らないなあ、その後東日本大震災も発生し、様々な自然災害に日本は見舞われているのだよ》などと語りかけながら手を合わせる。
墓参りにはもう一つの楽しみがある。それは宝塚ホテルでのティータイムである。特に今年は宝塚ホテルが新築されたので、そこでのティーにワクワク感を抱いていた。カフェエストランを訪れてみると果たして昨年まで旧宝塚ホテルに勤務していたウェイトレスが引き続き勤務しており、我々を覚えてくれていた。男三人でティーを済ませ帰途につく。帰りはやはりこれも恒例になっている滝野の大橋ラーメンである。私見を述べれば、新宝塚ホテルは確かに規模も大きいし近代的だが、旧宝塚ホテルのような昭和を彩る趣は感じられない。
来年もお参りするからな、Mよ!

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