憧れの野点

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お茶を習い始めるまでは、茶会と茶事の区別さえ知らなかった。
二十年位前、お花(池坊)を習っていた頃に、何度かお茶席にお呼ばれしたことがあった。何一つ作法が分からないままに、隣の人を真似てお茶を頂いたことがある。
今思えば「大寄せ」という茶会だった。
茶事は《朝茶事》も季節によって行われるが、大体が《正午の茶事》が一般的である。
茶事を執り行うとなると、準備や作法が大変で、私のような初心者では催すことは不可能である。
茶事にも風炉の茶事と炉の茶事とがある。炉の茶事について簡単に纏めると、まず《寄り付き》で客が揃うと《席入り》し、《炭点前》が始まり、《懐石》をいただき、それが終わると《中立ち》し、もう一度席入りし、《濃茶》《炭点前》《薄茶》で、最後は亭主が見送り終了となる。
私は、秀吉が執り行った北野の『茶会』が、イメージとして脳裏にこびりついていた。『茶会』は『野点』だと思っていた。
茶室を併設したときから実は『野点』がしたくて、うずうずしていた。
今回、塾生と講師との交流を深める目的で、事務員の今給黎女史のネットワークで淡交会青年部のご協力を得て「野点」を開催した。
どんな形にせよ実現できたことに、ご満悦である。

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