全ての道は茶道に通じる

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今回は待ちに待った講座である。講師は『佐伯江南斎』氏である。
利休居士から数えて3代目宗旦の後、武者小路千家、表千家、裏千家に分家し、それぞれの立場で利休のお茶を、切磋琢磨しながら継承していくという意味で、所謂三千家が誕生した。
佐伯氏は若くして、武者小路千家十三世家元に師事され修行の後、40歳で佐伯家四代目遠州流家元江南斎を襲名され、今日に至っている。
出会いは私が所属する「ジョイックスゴルフ倶楽部」で、佐伯氏が理事長をされており、私はその理事会のメンバーとして年に3~4回開催される会議を通じて親しくさせて頂くようになった。
《今に伝わる利休千家のお茶》と題して、力強く熱く語っていただいた。その内容は本当に奥が深いもので、日本古来の文化伝統から仏道や日常の生活一般に至るまで、全てがお茶の心に通じているとひしひしと思い知らされた。
講義終了後、お手伝いに来て頂いていた女性の方々と一緒に、「波裡庵」にて佐伯先生に無理をお願いして、先生のお点前でお茶をふるまってもらった。そのお点前の見事さは澱みなく流れるようで、思わず見とれてしまった。真に無礼なお願いにも気安く応えて頂いた。
帰りの車の中で「香山さん、まさか私がお点前するとは思っていなかったが、それがお茶の心なのですよ」とおっしゃった。
何事も極めた人は、ある種の神々しさを感じるものである。

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