今回は中元氏に再度講義をお願いした。
前回は《黒田官兵衛の魅力》というテーマでお話していただいた。
氏は去る三月一日、姫路文化センターの大ホールで執り行われた『黒田官兵衛シンポジウムin姫路』の第一部の中で、火坂氏、二木氏、鈴木女史に混じり、松平アナウンサーのコーディネートの下、パネラーを勤められ、大いに論客振りを発揮された。
5月14日のテーマは《地域を知る》である。
我々が住む播磨地方について、古代、中世、近代、近現代と順を追いながら大変興味深い講義をしていただいた。
古代播磨には、100を越す前方後円墳が存在しており、大和政権と深く関わっていたことを知ることが出来る。また播磨風土記を紐解くと、農業技術が優れていたことが認識できる。中世の播磨においては赤松氏の存在を無くしては語ることが出来ない。太平記の舞台の中心的役割を担っていたのである。
近世の播磨は何と言っても姫路城である。江戸城と二眼レフで、日本国を統治し、文化、経済、政治の中心として発展したのである。
近現代の播磨は、佐幕派として負の遺産を負うことになり、不遇の時代を過ごすことになるが、納税額はダントツに多く、豊かな地方であった。
これからの日本は、『地方分権』を確立しないと、成長はありえないと、中元氏は締めくくられた。
中身の濃い講義内容だった。来年もお願いしたくなった。
5月14日の講義から
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