いくちゃん3人娘パートⅡ

2月の中頃だったと記憶している。携帯に『いくちゃん』(私の行きつけのリラクゼーション)から電話がかかってきた。ここのことろご無沙汰しているから、ご機嫌伺いの電話かと思ったが、
「3月31日の月曜日に、志澤塾に伺ってもいいか」という内容だった。
私が以前に、一度時間を見つけて茶室に来るように、と招待していたのだが、31日が3人の都合がよく、私のスケジュールとも合致したので、実現の運びとなった。
11時半頃に彼女たちはやってきた。近くの店で昼食を取り、《波裡庵》へ案内をした。
正座が苦手と言うことなので、座布団を準備し、最近購入した《吉野棚》を使って、私がお点前をした。頂き方などのお作法については、今給黎女史が彼女たちに教えながら波裡庵流に、和やかに薄茶席は進んでいった。
3人の娘たちはどのような印象を抱いたかは知る由もないが、少なくとも毎日気を使い他人の身体を揉み解しながらの生活からは、一時的にせよ開放されたのではないかと感じた。
しかし、その日の午後に私がインフルエンザに感染していることが判明した。
狭い空間で、様々な会話や遣り取りの中で、彼女たちにうつっていないことだけを気遣っている。

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