ピカソとの遭遇

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久しぶりに和気の蕎麦が食べたくなって出かけた。小一時間ほどで着くと、相変わらず店内は満席で少しの間待たされた。順番が来て席に付く。私はざるそばを二枚オーダーし、待つこと約20分。そうこうしていると、店員は看板を持ち出し外に出て行った。ニ枚の蕎麦を軽く平らげ、蕎麦湯もいただき店を出て行く。表の看板に目をやると終了の看板が立てかけられている。時計を見るとまだ午後1時過ぎである。
せっかくここまで来たのだから以前に訪れたことのある備前焼が見たくなった。窯元を訪ね歩くのは35℃を超えるこの時期、ちょっと億劫になり陶芸館に行くことにする。行くと残念ながら閉まっておりしかたないから帰りかけたが、併設している喫茶店のマスターらしき人に
「隣に新しく美術館がオープンしているからそちらに行かれたら」と勧められ、行くことにした。
新しく開館した美術館は『備前市美術館』と言い、なんとピカソを展示しているではないか。備前焼に因んで《ピカソの陶芸展》を開催していた。晩年ピカソは陶芸にも興味を持ち数多くの作品を残している。ゲルニカも勿論素晴らしいが、遊び感覚が表れている陶芸も面白い。何十年も前に箱根美術館でピカソの陶芸作品と出合った記憶が蘇った。
まさか備前でピカソに会えるなんて!
ウキウキした気分で帰途に就いた。

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