
今日から5月だ。一年のうち最も爽やかな季節である。
お茶の世界では『炉』から『風炉』へと変わる。
我が志澤塾の《波裡庵》も、昨日事務員と一緒に畳を入れ替えたり、敷き直したりして『風炉』の準備をした。
昨年の11月に、茶室開きを行ったので、風炉は初めてである。
元来私は『炉』のほうがすきなのであるが、まだイグサの香りが残っている畳の上に『風炉』を置いてみると、なかなか趣もあり新鮮な感じがする。
一方、故郷の山々に眼をやると、噎せ返るような新緑の中に、薄紫色の山藤が目に入る。
山桜から躑躅に、そして知らぬ間に山は藤へと変身している。
我々は、日本の文化や自然の中で生きていることを、実感する時でもある。
5月1日
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