
60年前、山深い山崎高校で我々は邂逅した。そして年輪の会と言うグループを7人で結成した。今現在5人の立派な老人が生き残っている。私以外の6人は現役で大学入試に合格したが、私だけ失敗した。私が大学に入学するのを一年間待ちかねて九州に7人で旅した。今でも時々あの時の旅行風景を思い出す。理屈抜きに楽しかった。宿泊はユースホステルを中心とした貧乏旅行だったが、私には忘れられない旅の一つとして今も記憶に残っている。
5人の生き残りと言ったが、仲間のうち最も優秀で私のブログにもたびたび登場するH君は3年前に亡くなった。彼は築地本願寺に眠っている。宝塚のお墓は、特急電車に跳ねられるという不慮の事故で命を落としたM君のものである。彼は高校時代たびたび我が家に宿泊し、朝方まで語り明かしたこともあった。神戸大学に進み社会人としても活躍していた矢先の事故だった。私利私欲のない爽やかな男だった。もう35年になるらしい。昨日の事の様である。
墓参りが済むと新しくなった宝塚ホテルに移動し、簡単な同窓会じみた会がお茶を中心に始まる。約一時間、お互いの近況や健康などについて、結論のない会話が弾む。
家内からはいつまで続けるつもり?と、飽きられているが、私の中では来年もまた集まりそうである。
恒例宝塚参り
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