
昨年《JOYXゴルフ倶楽部上月コース》(以下JOYXと記す)17番ホールに植樹させて欲しいと、当クラブのオーナーであり会長の高橋氏に申し出ると、快諾していただいた。そこからいろいろと構想が始まった。
先ずなぜ17番ホールかと言うと、約四半世紀前2001年に、石田選手とクラブ選手権の決勝戦を戦ったのであるが、34ホールを終えた段階で全くのイーブンだった。いよいよ残りも2ホール。迎えた17番ホールは150ヤード前後のやや打ち下ろし気味のショートホール。オナーは石田選手。彼はピン手前7メートルにワンオン。私の専属キャディの宮藤君が「香山さん、ピン右に打ってください」という。私は彼の指示通り、ピン右横3メーターにオン。まず石田選手がパットする。50センチ手前。勿論コンシード。宮藤君は、「香山さん、フックラインに見えますが真っ直ぐ打ってください」という。私は居直って指示通りストレートに打つと、ボールは吸い込まれるように、カップ真ん中からイン。バーディ。香山選手ワンアップ。そのまま18番を逃げ切って勝利し、倶楽部チャンピオンに輝いたのである。
時代はそれから過ぎて2019年。グランドシニア選手権の決勝戦。相手は森崎選手。彼はその日はすこぶる調子がよく、17番まで私は2ダウンしていた。オナーは私。7番アイアンで打ったボールは手前から2バウンドくらいしてカップイン。ホールインワンである。そして18番で追いつき、エキストラに持ち込み私が勝利した。倶楽部チャンピオン・シニアチャンピオン・そしてグランドシニアチャンピオン・いわゆる3階級制覇。グランドスラム達成の瞬間である。
さて何の木を植えようと思案を巡らした。枝垂れ桜・藤・枝垂れ梅・枝垂れ桜はその周囲に数多く見受ける。藤はメンテナンスが大変そうだ。そんなこともあり、枝垂れ梅を植えることにした。知り合いの造園屋に依頼し、植える時期は2月から3月が良いというので従った。木札では面白くないので、御影石で記念碑をすることにした。これも親しい石材店にお願いをして施工してもらった。今のところその出来栄えに気に入っている。
来年の二月にはその清々しい梅の花は見られそうである。私の生きた証がまた一つ増えることになった。幸せな人生である。
植樹
ブログ
